訪問看護事業所の業務量の多さと解決方法
こんにちは。
私は看護師として訪問看護を経験してきました。
今回は、事業所の悩みを書いていきたいと思います。
また、解決方法もご提案していきたいと思いますので、ぜひ読んでください。
スタッフの業務量過多による離職率の高さ
訪問看護を経験されている方は、非常に多い業務量に疲れていると思います。
まず、訪問看護では訪問に多くの時間を費やします。(1日のうちほとんどです。)
1日に5〜7件訪問する日がほとんで、これだけで移動時間も含めると業務時間を全て費やしてしまいます。
ここに加えて、訪問時の記録や他職種への報連相、報告書作成、看護計画の作成、電話対応、営業などがあります。
管理者となれば、車両管理、指示書の管理、シフト表の作成、求人活動など多岐にわたります。
正直訪問以外の業務は時間外に行います。
さらにオンコールの日はわずかな手当で夜間も電話が鳴るかもしれないという気持ちで過ごさなければいけず、お酒を飲むこともできず、遠くに行くこともできません。
ちなみに手当は(1000円〜3000円程度)
ここでの対応策が、事務員を雇うことです。余裕がある会社は事務員を雇い、事務作業や電話対応をしてくださいます。しかし、事務員がいたとしても、最終的には看護師が記録を修正したり、電話をかけ直さなければいけないことがほとんどです。
この中で最もストレスになるのは営業です。
看護師は看護学校を卒業すると、まず病院で勤務する場合がほとんどです。病院勤務では営業などなく、公務員としての立場で仕事をする事がほとんどです。
やった事がない、成果が出ないため、とにかくストレスを感じます。営業があるから訪問看護に行きたくないという言葉を聞いたことは多々あります。
そして、看護師は看護業務に専念したいという強い気持ちがあります。
なぜなら、国家資格保持者なので「どうして看護以外の仕事をしなければいけないの?」
という気持ちになります。
こういったストレスを抱え、耐えきれなくなりやめてしまいます。結局、新しい人を入れてもやめてしまうという負のスパイラルです。
管理者の方は、こういった課題を感じながらも、対応できる余裕がないと思います。
管理者もプレイヤーとして活動されている方が多いと思います。
対応策としては、まずは営業のストレスを減らすことです。
営業にはコツがあります。
・自分たちの価値をしっかり伝える
ただ自分たちのことを宣伝しても意味がありません。言葉で伝えるだけではダメです。
きっちり、相手に「価値を伝えること」が大切です。
そして相手が求めるものをしっかり提供しなければいけません。
居宅支援事業所やクリニックさんは何を訪問看護に望んでいるのでしょうか?
おそらく
・しっかり報連相をしてくれて、情報が滞ることなく業務が進める事業所
・ケアプランに沿った訪問をしてくれて、変更があるときはしっかり連絡してくれる
・少々であれば融通を利かせてくれる事業所
・ケアマネやクリニックの業務量を増やすようなことはしない事業所
・利用者のために具体的な提案を行ってくれる事業所
・ケアマネやクリニックの気持ちを知っている事業所
こんなところでしょうか。
これを見て、「そんなのやってますよ!」
と思ったでしょうか?
思っているだけではダメで、きちんと伝えなければいけません。
それも、目に見える形で!!
人間は目に見えるものしか信用しませんし、イメージしにくい生き物です。
そのため、商品に比べてサービスは売れづらいです。
サービス自体は専門家であればイメージはしやすいですが、どんな事業所なのかまで深くイメージすることは難しいです。口で言うことはいくらでもできます。
そのために利用するのが、パンフレットです。
先ほど述べた、訪問看護に望んでいるものをしっかりと写真と文字で説明します。
相手がイメージしやすいように工夫するのです。それも具体的に
そうすれば相手は
「この事業所なら、ちゃんとやってくれそう」
と思ってくれるはずです。
これが、訪問看護事業所が提供できる「信頼」「安心」という価値になります。
次は
・営業しに行かない
先ほどの価値の伝え方がわかったから、「よし!速攻で行こう!」と先走らないでください。物事には順序があります。
まず、営業はやめてください。
人は営業されると抵抗して買いにくくなります。
服屋で積極的に進められると買いたくなくなりますよね。
それと同じです。
まずは、営業せずにたわいもない話をしてください。
・相手の笑顔を褒める
・持ち物から興味のあるものの話をする
・話し方から出身地を聞く
などなど
とにかく、人である以上何か情報発信を必ずしています。
私であれば、必ず黒い服を着ています。なぜなら好きだからです。
そういう人には「黒い服にあってますね。黒い服好きなんですか?」
など相手を褒める話をしてください。
そして共通点を見つけ出して自分の話をしてください。
「私も私服では黒い服着るんですよ。汚れ目立たないし、いろんな服に合わせやすいですよね」
などです。
そうすれば心の距離が一気に縮まります。
そして相手の求めているものも見えてきます。
「汚れも目立たないし、いろんな服に合わせやすい」
に同意してくれたら、きっと効率を求めている人なんだろう、といった具合です。
そうすれば相手は
「こいつちょっとええやつやん。」
「自分のことわかってくれるやつやん。」
となります。
そして、パンフレットを渡しておくと見てくれます。
2回目以降には、具体的な仕事の話をしても良いかと思います。
営業でお話しした後は、必ず、相手への評価をしてください。
あなたと話してどんな気持ちになったか、こんな影響を受けた
などです。
人間は評価される事が好きです。
管理者がこの営業を一人でやるのは無理です。
そして、スタッフに任せるにしてもここまでしっかり伝えないと再現性のある営業はできません。
こういった具体的に何をするのかを教える事ができたら、管理者の負担も減り、スタッフのストレスも減り、売り上げも上がると思いませんか?
営業に関して聞きたい事がある方はぜひご連絡ください!!
他にも業務改善や経営の悩みがあればご連絡ください!!




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